真面目なあたしと派手な銀。


正反対なあたし達が恋人でいることに無理があったの?


「銀……」


目を瞑ると銀との出来事が走馬灯のように蘇った。


それはどれも昨日のことのように鮮明に……。



バレンタインデーの日。


銀との出会いは突然だった。