「奥手って言うか……銀はあたしに興味をそそられないんだと思う」
小さい胸、幼児体型のようなくびれのないウエスト。
あたしに色気という言葉は皆無だ。
雑誌の中の女の人とあたしは月とスッポンで。
だから銀はあたしに触れようとはしない、そう勝手に解釈していた。
「でもさ、銀くんは佐奈が初めてだって知ってるんでしょ?だから気を遣ってるんじゃないの?」
「……そうなのかな?」
小さい胸、幼児体型のようなくびれのないウエスト。
あたしに色気という言葉は皆無だ。
雑誌の中の女の人とあたしは月とスッポンで。
だから銀はあたしに触れようとはしない、そう勝手に解釈していた。
「でもさ、銀くんは佐奈が初めてだって知ってるんでしょ?だから気を遣ってるんじゃないの?」
「……そうなのかな?」