「つーかこんな話止めようぜ?なんか飲み物持ってくる」


銀はそう言うと銀はあたしを残し部屋を出て行った。


「ハァ……」


パタンと扉がしまった途端、張りつめていた緊張の糸がプツリと途絶えた。



結局、この日あたしは陽が暮れるまで銀の家で過ごした。


ゲームをしたりくだらない話をしたり。


でも、銀はあたしに指一本触れようとはしなかった。