『ゴメン……俺、帰らなねぇと……』



あたしは、



まだ



あなたの



甘い温もりを



感じていたいのに、



あなたは



急いで



服を



整える。



『また連絡する…』



そういい残して、



あなたは



行ってしまった。



あたしは



見えなくなるまで、



あなたの車を



見つめるしかなかった。