でも、やっぱり空君と登校はダメだったかな…


横に空君がいる。
それだけでも睨まれてるのに。

横を向いたら、空君と目が合った。
空君は笑ってくれたけど、私は笑い返すことができなかった。


私って最悪だ。


「えぇー、みんな、もうすぐ修学旅行の日がくる。その話をこれからしていく。
学級委員の新田と神崎中心にこのクラスはいく。」


あっ、学級委員中心だよね…
空君と一緒…。
嬉しいのに、嬉しいって思えないのは、なぜ?


「神崎、これから忙しくなりそうだな;でも楽しみだな!!」


空君は笑顔で私に話しかけてきてくれた。


「そうだね。楽しみだね!!
迷惑かけちゃうかもだけと、学級委員の仕事頑張ろ!!」


「うん。よろしく!!」


修学旅行は班で行くから、私は千秋、朋美、亜美と修学旅行に行ける♪
嬉しいなっ!!


「行き先は、沖縄だ。
みんな日焼けする準備しとけよ?
ガッハッハッハ」


なんて前で笑ってるみっちゃん。
女子にとっては、最悪なことだ。


でも楽しむんだ!!