話していると、あっという間に着いた。


そこにはみんなの姿があった。


私と千秋は、空君と大輔を見た瞬間抱きついてしまった。



「おっと…いきなりっ…ってどうだった!?直?」


空君は驚いたのと、心配そうな顔をしていた。


私は顔を上げた。


「受かったよ!!空君ー!!」


「マジで!?直、おめでとう!!
よく頑張ったな!!」


「空くーんっ…うっうぇーん!!」


私は空君に抱き締められたまま泣いてしまった。