私たちは、自然と手を繋いで声を出した。


お互い緊張が手を伝わってきていた。



「「せーのーでーはっ!!」」


バッ


私たちは、ゆっくり自分の番号を探していった。


ゆっくり…ゆっくり…


ちがう…ちがう…


あるよね…?


なかなか私の番号が見当たらない。