そんな優しい空君と出会えた私は、幸せ者だね!!


私は泣き止んで、そろそろ外が暗くなってきた。



「じゃあ、そろそろ帰るな?
母さんにも言わなきゃだしな」


「そうだねっ!!
空君、お疲れさまでした♪」


「ありがとう、じゃあまた明日!!
俺もついてくから」


「ありがとう…じゃあね!!」


空君は、寒そうに薄暗い外を歩いていった。


「よしっ、私も明日!!
神様、いい結果でありますように…」


私は、満月に願った。



もう1つの願いとともに…