亜美は涙目になっていた。


朋美がそれを見て、話してくれた。



「その学校は、みんなが私たちのあることないことを、先生から言われていたの。」


朋美は、深呼吸して続けた。


「その先生は、私にセクハラをしてきた。
小学校だった私は、怖くて親にも言えなかった。
ある時、私は先生に呼び出されて、教室に向かった。
そこで…「もういい!!
朋美、もういいよ…」


太悟が止めた。


朋美はいつしか、泣いていた…


「朋美、大丈夫。
俺たちは嫌わないよ?
大丈夫」


「太悟…」