そして、次の言葉で私は闇へと突き落とされた。



「あの子の世話も、あなたのことも、全部!!全部疲れてしまった!!
私はもうっ、もう疲れました…。」
「…わかった。
せめて直が高校に入るまでは、一緒にいてくれないか…?」
「わかってます…。」
「ありがとう。」



私は立ち尽くした。
でもここにいたらきっと聞いていたのがバレてしまう!!
私はゆっくり歩きながら、部屋へ戻った。