あっという間に日というものは経つもので、今は終業式。
長い長い校長先生の話も終わって、いよいよ通知書…



「じゃあ、呼ばれたら前に来てくれ」


うぅー…私全然勉強してなくって、テストもボロボロだった。
通知書…いらない。


「神崎!!」


うっ…呼ばれた。


「はい。お前ちゃんと夏休みに勉強しとけよ?」


「はい…」


何この通知書は?
どちら様のでしょうか?
あっ私の?


「神崎?おーい!!大丈夫か?」


「あっ空君…大丈夫大丈夫…通知書は大丈夫じゃないけど」


「そっか;うー…ん」