次の日

わたしは珍しく遅刻を
しなかった。


色んな人がいるのに
太田直哉はひときわ
目立っていた

夏休みだからと金髪にし
ピアスに、ガムをクチャクチャ
して歩いてきた。




『よっ!急にすまね-な』

『あ~い
別にいいよ~暇だしね』

そう言って喫茶店に入った