まるで漫画の出来事みたい…
また今の現実を受け止められない。
眞子に何ていえばいい?
直哉に…違う。太田君にこくられた
って。なんていえばいいの?
あたしは頭がいっぱいだった…
昼休み。一人でご飯を食べてると
「美音ちゃ~ん!太田しっとんの?」
前の席にズカとすわり、言ってきた
篠原和樹。
うちの中学ではかなりの悪。
直哉の事しってるだろうね。
あたしは答えた。
「知ってるよ?それが?」
篠原和樹は
「あいつが連絡無視すんな-
だってよー。そんだけ」
そういって教室を出て行った
女子の視線が怖い
明らかにみんなみてる
あたしは下をみていた
太田直哉が篠原和樹と知り合い
なのは知っていた。
あたしを心配して
毎日来ていたメールを見てみる
連絡くれ?
どうした?
この一言一言が愛おしい。
直哉が大好き
直哉にあいたい
気持ちはうごいていた