だから、こんなあたしにしってる人
がいるはずもなく・・・・。
仲良くできるんかなぁー・・
あたしは少し不安に思いため息を
ひとつ零した。
-ドンッ!!
「・・・っいったぁぁ」
「あっ!!ごっごめんなさい・・」
「・・・・・・」
イキナリ背中に衝撃を感じた
「あ・・あの・・・大丈夫?」
後ろを振り返ると見事に
金髪のヤンキー。でも金でも
汚い色の金ではなく、透き通って
とても綺麗な髪色をしていた。
「・・ぇ・・・ねぇ!!!おーいっ!!!」
「あ・・・うん・・・はい?」
あ、そういえばさっきこの子に
ぶつかられたんだっけ。
「あ!!全然余裕だから。」
「あ!よかったぁ♪」
「うん」
会話はこれで終わりと思ったら
「あたし、ミキ!!笹上ミキね★よろしくねーんっ♪」