「華奈子、やっぱりやめ……。」


「お願いです、高成さん。


想い出、下さい。


これからのこと、もう覚悟は出来ました。


だから、お願いです。


私が貴方を愛したこと、

貴方が私を愛してくれたことを忘れないために……。


想い出を……

下さい…………。」