それにしてもひろくんいつのまに あんなにかっこよくなったんだろう… 「結衣…終わったけど。」 「あ…はい。」 あたしは頷いた。 ひろくんは鞄をしょいドアに手をかけた。 ひろくんが開けるよりも先にドアが動いた。 「結衣ちゃーん♪」 そしてひろくんは押し倒された。 「ちょ…何だよ。歩。」 歩はひろくんの弟。 確か中1…だったような。