ー美羽ー

「そっか~ラブラブか。」

いいなぁーーー!!

手、握っちゃたりしてんのかな??

あーーあたしも・・・・

・・・・って、何あたし妄想してんの・・・・!?

「美羽!!ごはんだよ!!」

「はあーーい」

そう言って、階段を駆け下りた。

「あれ??みんなは?」

「なんか、デートらしくてごはんいらないんだって。」

「ふーん。」

って言ってるけど、内心は

むかつく~~~~怒

と思っていた。

「美羽は、彼氏とかいないの?」

ぶしゃぁーーー!

「何いってんの?お母さん。」

変なことを母が直に聞くから、お茶を吐き出した。

「え?真子がいってたけど?彼氏いるって。」

「何言ってんだか。あれ?でも真子彼氏いるっけ?」

「真子は、友達とごはん食べに行くらしいけど?」