そんなこんなな、一日だった。

 あっという間に時間は過ぎるものだ。

さ「帰ろーー!!」

あ「行こーー!!!」

 じつは、偶然に四人とも帰り道が一緒!!

 すごいでしょ??

 わたしたちが、話していた。

 そのとき。

 ドンッ

 「ごめんね?大丈夫?」

 友達と、話すのに夢中で、前を見ていなかった私。

 「大丈夫・・・。」

さ「もー美羽!!何してんの!!」

 「先行ってて!!」

み「あいよー!!」

 「ごめんね。大切なもの?」

 「そうでもない。」

 「そう、よかった。」

 「・・・・。」

 「うめだ・・・さん?」

 「は、はい。」

 「うちのクラスだよね?」

 「あ、うん。」

 「実沙ちゃん?」

 「はい?」