「和馬…」
「俺1人になりたくてここきたのに先客いたらダメじゃん。」
和馬はそういうと寝転がった。
「杏奈も寝たら?気持ちいいよ♪」
なんとなく逆らえなかった。
きづけば、アタシは和馬の隣で寝転がっていた。
「杏奈ー。空って広いね。俺、青い空好き。
きもちいいし、むしゃくしゃしてる時とか、落ち込んだ時何も言わずにいつもそばに居てくれる気がするから…。」
バカじゃない?
そういうつもりだった。
でもその時に見た和馬の顔がすごく優しい表情で、和馬は本気で言ってるんだって思った。
「うん。」
そうだね。和馬