一斉に部屋のなかにいた人たちの目が和馬と隣にいるアタシに向けられる。




人数は和馬とアタシを抜かすと2人。


しかも、2人ともイケメン。それによくみると年もさほど変わらない。







「あっ、杏奈ちゃん!!久しぶり♪」




そのなかで優しく声をかけてくれた人。




「黒崎さん!!久しぶりですっ。」



「あっ、敬語禁止!!ムンロは全員同い年だからねっ。気ぃ使わないで。」






「うんっ!!わかったっ!!」