「でもウチアンタに賭けてみたいな。アンタなら杏奈を笑わせるコトできそうだもん。」



そういって松村さんはあっという間にいなくなった。


しばらくぼーぜん。





「って俺完璧授業遅刻じゃん。」


確か今は昼休み。
どーせ後授業あと二時間だし…


「サボろぉっと♪」


俺は屋上まで駈けていった。