「お邪魔しまぁす♪」




夕飯をたべおわった頃、同じクラスの子たちがきた。



「これから、隣の部屋で恋ばなするんだけど一緒にどぉ?」




恋ばな…か。
まぁ恒例行事かな…

でも、


「アタシは止めとくよ。てか恋ばなするほど恋してないし。」



とっさにでた嘘。
まぁ、しょうがないでしょ。



「ウチは恋ばなしなくても周りから見てすぐわかるくらいラブラブなんで、そんな必要ないからやめとくわ。」





「そっかぁ。じゃぁ、気分が乗ったら来てね。」


「りょぉかい♪」



結局、アタシはいつも加奈任せなんだなぁ。


我ながら情けない…