「その女の子嫌がってますけど、彼女さんですか?」
あ………
「和馬……。」
「がきんちょにはわかんねぇよ。この子は俺の女なの。」
グイッと体を近づけてくる。
すると突然男の人の顔がどんどん近づいてきた。
「イヤッ!!」
必死に抵抗するアタシ。
やめて……っ!!
思い出したくないんだよ……っ
頭のなかにフラッシュバックしていく記憶。
元カレはアタシのファーストキスを無理矢理奪っていった。
口のなかに入っていく舌。怖くて泣きそうになった。
苦しい………っ!!
「イヤーーーーーっっっ!!」
バコッ!!