「優~ッ
ごめんね おくれちゃって」
「も~超遅いっ
もう食べっちゃた。。」
優はそう言って空っぽのお弁当箱を
あたしに突き出した。
「うっそ~ッ」
あたしは脱力して屋上のイスに腰掛けた
焼きそばパンをほおばりながら
アイツのことを考える。
わかった。
直接聞いてみよう!!
……ガブッ
「あ゛~優っ!!」
優があたしの焼きそばパンをかじった~
「やべぇ~このパン、メチうま~」
「ゆーーーーぅっ
てめぇ何ヒトが放心状態の間に食ってんだよ
メチうま~じゃねーよ!!」
優… ひどすぎるよ あんた…(笑)
あたしは屋上のベンチに腰かけた
春の暖かい風が吹き抜ける。
風と共に桜の花びらが飛ぶ。
屋上は3年カップルでいっぱい。
やっぱり、1年の子が来るのは生意気なのかな?笑
あたしは、早川こうたサンにもらった焼きそばパンを食べた。
あぁったまんない
やっぱりおいしいものはおいしいよね。。