「裕太にとって彼女って誰? たくわんが彼女なの?」


「え・・・」


いきなりでびっくりしている裕太


そんな裕太を無視して私は話し始めた


「裕太にとって、たくわんが大切な友達なのは知ってる


男友達・女友達って区別しないのも知ってる


でも・・裕太はちゃんと壁作ってるの?」


「・・作ってるつもりだけど・・・」


「私には・・そう見えない


束縛かなって思って言わなかったけど・・


ずっと見て見ぬフリをし続けてた


至近距離でたくわんの話してるときも


カレカノがするような言動をしているときも


でも、補習で同じクラスになって


そういうの目の当たりにして


もう 限界・・です」