あるとき君は、あたしに笑顔で話しかけてくれた。




すっごく些細なことだったけど、その瞬間から君はあたしの王子様だった。




それからは毎日君が輝いているように見えた。





何人の男子の中にいようと、あたしは君の姿を見つけることが出来た。




それがいつしか日課になっていた。