「これかわいいっ!!
みゆ、これにしよっ!!」
あたしは
ほとんどみゆの意見を
聞かずに
どんどん買っていった。
気がつくと
手には大量の紙袋でいっぱい。
それを見て
あたしは
はっ!とした。
「か…買いすぎた。
どうしよ…慶汰に怒られるっ…!!」
そんなあたしを
みゆは心配そうに
見ている。
「……麗那…?」
あたしが考えていると
後ろから誰かに
名前を呼ばれた。
後ろをふりかえると
見たことのある顔が…。
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