「……夢…じゃないの…??」

「はぁ??何言ってんだよ。

現実だよ…!!

げ・ん・じ・つ!!」

現実…

「…慶汰ーっ…」

あたしは現実だと理解し

慶汰に抱きついて

泣いた。

「慶汰…ごめんねっ…

あたし…!

ごめんねっ…」

あたし…

やっぱり慶汰なしじゃ

生きていけないよ…

だって…

こんなにも

慶汰のことが好きだから…

慶汰以外

考えられないよ…