「…やっぱり…あたしには

似合わないよね…??」


あたしがそう言うと

慶汰はいきなりあたしに

抱きついてきた。

「…………すぎっ……」

「えっ??

ごめん。聞こえなかった。」

すると慶汰は

さっきより少し大きな声で

言った。

「かわいすぎっ…!!」

「ほんとに…??」

あたしがそう聞くと

慶汰は優しい笑顔を見せた。

「うんっ!!

すっげぇかわいい!!」

そこまで言われたら…

照れちゃうよ…―

「慶汰…ありがとう…!」

あたしがそう言うと

慶汰も少し照れながら

うん。と言った。

それからあたし達は

眠りについた。