あたしが洗い物を

していると

リビングから聞こえた

ガサッていう音。


あたしは

あわててリビングに

いった。


…やっぱり。


あたしの予想は的中した。

慶汰がまだ

開けてなかった紙袋を

開けていた。


そう

あたしが自分のために

買った服を

紙袋から出していたんだ。

「なぁっ!!

これって麗那の服??」


慶汰はにこにこしながら

聞いてきた。


「うん。まぁ…」


あたしが

そう言うと

慶汰はより笑顔に

なった。