「怜くん、今日はありがとう。また明日ね」

怜くんは私の言葉を全て聞き終えると顔を上げ

『ん』と頷きながら

くるりと回転し帰っていった。

私はその後姿が見えなくなるまで見つめていた。

そして後姿が見えなくなると

私は家の中へと入っていった。





「どうっしよーーーーー!!!!」

私は足をじたばたさせ、ベッドでぐるぐる回っている。

私は傍から見ると

子供がお母さんに

『このお菓子買ってぇーーー!!!』

と泣き叫んでいる様子と一緒である。

なんとも情けない姿だ。

ソレを暫く続けていると