「照れてないもん…///」

私は下を向く。

「悪い…からかいたくなった…」

反省した様子を見せる怜くん。

「ぅん…いいよもう。」

私は照れて顔を伏せていたけどゆっくりと顔を上げてみたら

目の前には優しい笑みを少し浮かべている怜くんがいた。

キューン…

か…か…かっこ可愛い///

「クスクス…」

怜くんに笑われてしまった私…

最初はこんな表情を見せなかった怜くんが今は私に見せてくれている。

ちょっと私は少しだけ特別な気分になっていた。

「じゃー俺、行くな。」

そう言って本を読みながら教室を出て行った。

…空しい…1人で教室にいるってちょっと寂しい。