「怜くんは?怜くんは何を読んでいるの?」

「んー。ミステリアスな感じの奴。現実と重なり合う感じがとても不思議なんだ。

俺はいつも読まないけど珍しく恋愛の本を読んでるよ」

怜君は軽く微笑む。

か…か…かっこいい////

「ほぉー怜が恋愛もの読むなんて不思議な事もあるもんやなー」

いつのまにか秋くん達は私達の会話を聞いていたみたいだった。

「五月蝿いな。」

「うゎー怜がキレとる!!」

秋くんは顔を伏せてなく真似をしている。

「秋。ご飯食べないと時間なくなるよ」

りまが少し怒った口調で言ったら

「りままで怒っとる…」

秋くんはシュンとなってご飯を食べ始めた。