付き合ってみればって言われたって…

「はぁーどーしよ↓↓やっぱ行くしかないのかなぁー」

プルプルプル

「電話…海梨からだ!!
どーしたの?」

「どーしたのぢゃないでしょ!!今どこ?」

「グランドの隅のベンチ」


「…で体育館には行ったの?」

「行ってない…」

「なんでよっ」

「だって…」


「だってぢゃないよっ
こんなチャンス逃すわけにはいかないでしょ!!
柚紀には彼氏作ってもらわなきゃ
困るんだからっ!!
ねっ!!絶対行ってよ!ぢゃねっ」

ブチっ……プープープー

「う~↓↓」

柚紀はしょうがなく足を体育館に向けて歩きだした…


もしキモい男子だったらすぐ逃げれば大丈夫だっ!!




ついたけど…

「誰もいないぢゃん」
ホッ☆
ぢゃ帰ろうかな


「あの…」

誰かが私を呼んだ気がしたけど…違うよね