ピピピ…ピピピ

「う~ん」

私は寝ぼけながら目覚ましを止めた。

昨日そのまま寝ちゃったみたい。


昨日分かった事

私は藍麗君が好きって事
藍麗君のそばにずっといたいって事

今日学校に行ったら海梨に報告しなきゃ

そう心に決めて家を出た。…ら目の前にはー

「おはよう」

藍麗君の姿がー

私は夢かと思ってほっぺたをギュッて つねってみた。

いたい…

ぢゃあ夢ぢゃないんだ

「な…なんで?」

「柚紀を迎えにきた。一緒に行こうと思って」