『!?』

要はアタシをつきとばした。


『佳恵、俺をからかわないで。』


要は走って階段をおりてってしまった。


『あぁ-要怒った!』
『中野、おいかける?』

『いい。』



恋人同士じゃないんだから。



『要、佳恵の事好きだからさっ。照れたんだぜ、きっと。』

『・・・好き・・・。』


信じられない言葉・・・。

要が。

このアタシを・・・。