『和馬。』


『・・・ん?』


『アタシ笑えたよね?泣いてなかったよね?』








『無理、すんなよ。俺、心配だよ・・・・・。』


『・・・・。』





アタシは和馬の胸で泣いてた。









和馬のワイシャツがびしょびしょになるまで。













和馬、アタシ和馬好きになれるように、頑張るね。








だから、今ダケは要でいっぱいのままでいさせて。















『要の事、好きだった・・・・・・・・・・。』


『解った。解ったカラ、もう我慢すんなよ・・・・。大丈夫、俺が傷、癒すカラ。』










『ゴメンね・・・・・。ゴメン。』













和馬の優しさに付け込んだアタシが憎い。







和馬を傷付けちゃうよ・・・・・・。