『アタシも、要とのは忘れないな・・・きっと。』



『したんだ。』



『うン。』








『初、要っていいじゃん。』


『何で。』






『上手いカラ。』





『そうなの・・・。』









『アタシ友達いなくなった。』









『俺は?』





『知り合い。』




『え!』












『ぷっ。』



本気にした。






可愛いな。





『嘘だよ。友達。』



『良かったぁ。』





二人でハハッて笑った。









キーンコーン




『あ、授業始まる。』




アタシが立ち上がると、いきなり後ろカラ抱きしめられた。






『ちょっ・・・・。』










『俺、絶対泣かさないよ?』




『は・・・?』










和馬はアタシを自分の方にむかして、















キスした。














アタシは抵抗出来なかった。
















コレで要を忘れられる?












アタシと和馬は授業が始まる鐘が鳴るまでずっとキスをしてた。










要を忘れるために。