『は?』



ガラの悪い男が立ち上がる。






『佳恵の写真、あんだろ?』


『ねぇよ。』







『アレやったの・・祐な訳?』


アタシは聞いた。







『だったら何。』




怖い目。







『この女がアイツにレイプされたの、助けてやったンだぜ?一夜も過ごした。なのに朝には、ふざげんなよ!だってよ。調子のってね?』


『性悪女じゃーン。』


回りが笑う。






『・・・・。』


アタシが悪いンだ・・・・。

馬鹿だな・・アタシ。






『祐、ゴメンなさい。』



『は?何謝ってンの?なら今カラここで脱げよ。そしたらデータやるよ。』





『・・・。』




『できねぇの?』







アタシは涙を拭いてワイシャツのボタンをはずしていった。






『やめろ。』




要がアタシをとめる。







『は?ンなんだよお前。』



祐が立ち上がった。







バシッ


要が祐を殴った。