『ハァ、ハァ。』

『要・・・・。』


息をきらして自転車できてくれた。


学校なのに。





『どうしたンだよ?』

『・・会いたかった。』



祐とは違う、温もり。






『そんなひっついてると・・・・・襲いたくなる・・・。』








『いいよ・・・。』





アタシは要の自転車の後ろのサドルに座った。


『行くよ。』



『要・・・。』

『ン?』



『キス・・・して。』







『・・・分かった。』



要はゆっくりアタシに唇を重ねた。


だんだん激しくなる。




『要・・ッ。』

『ゴメン、俺・・・・これ以上キスしてたら駄目になりそう・・・。』




『・・・要・・・。』

『後で・・・させて。』

『うん。行こう?』




アタシ達は要のマンションに行った。