シャワーを浴びてあいつの精子をながした。


『有難う。Tシャツ借りるね。』

『あぁ・・・。』



祐はアタシをぎゅっと抱きしめた。


『祐・・・。』

『いれられなかったのか?』

『うん・・・・・。』


アタシは小刻みに震えていた。

何故だか涙も出ていた。


『佳恵・・・・。』
『・・・。』



こんな感情初めてだった。淋しい気持ちが・・・暖められた。



要じゃなくて、

祐に・・・・・・。






そしてアタシと祐は一夜を過ごした。