-yu-

「未来ったら…」

僕は口をとんがらせてとぼとぼ歩いていた。

「勇君…ちょっといいかな」

そう言ってクラスメイトの島崎さんがひょこっと出てきた。


――――――――

「あのね…私,勇君のことがすきなの。よかったら付き合ってくれない?」

「え。。。でも僕彼女いるよ?」

僕は頭の上に?を浮かばせていた。

「知ってるよ,でもあの子ちょっとわがまますぎじゃない?」

「そうですか?」

何かそれが当たり前だから僕はよく分からなかった。

「私なら勇君にもっと尽くすしもっとかわいくなるよ!!


「……僕は―――――」