「未来!待って」

次の日の学校で私は避けていた勇につかまった。

「痛い!離してよっ」

私はつかまれた手をぶんぶんふった。

「何で避けるの?てか怒ってる」

そういってる勇だって口をとんがらせてる。

「なにそれっ!分かんないの!?」

私はおっきな声でそういった。


「……分かんないよ。分かるわけないじゃん!!」


そういい残し勇はさってしまった。



『そのお姫様癖で後悔しないようにね』


とたんに芽衣の言葉が浮かんできた。