「うん。大丈夫。」


そっか。良かった。 と
言って私にジュースを渡した。


そして、涼兄が思い出したかのように


「あ、こいつ彼女。
 安西 千恵理(アンザイ チエリ)
 ってゆうの。」


そうゆうと、彼女さんが

「よろしくね。
 聞いたとおり可愛いねっ。」


可愛らしいキラキラした笑顔で私に言った。


こんな笑顔を向けられると

キライになれないよ…。



「いえ…」


私が苦笑いをしながら
答えると



「なぁ。まだ見ねぇの?」


と、忘れていた潤が話に入ってきた。



そこで思い出したように

涼兄がDVDをセットしだした。



「じゃあ、紹介もすんだし
 今から見るか。」


と、涼兄が言って

DVDが始まった。