『で??』


えりながその先を聞きたがっていた。




『で??
って言われても話はここまでだよ??送ってもらって‥終わりだけど?』





今度はため息をしている。

『告白もキスもなしって‥』



イヤイヤそんなの無理ですから!!



私は、南ちゃんがいないだけで本当に嬉しかったんだよ?

しかも、また遊ぶ約束まで出来て。


こんなに嬉しいことを話したのに、えりなには物足りなかったようだ。



私の話が終わった頃、入学式もやっと終わった。