今日のバイトは、倉庫の整理。


表に出ないので、髪の毛を下ろして少しラフな気持ちで作業をしていた。




すると、一人こっちに向かってくる人がいた。




『渡部さん‥』






『おっ!!

ヤナじゃん。お疲れ』





そう言って私の頭を軽くポンと叩いた。





私、男の人にこれやられると弱いんだよね‥


体が火照ってくるのが分かった。





『どうしたヤナ??

どっか具合でも悪いのか??』




渡部さんが心配してくれた。


予想外の言葉に少し驚きながらも







『大丈夫です』


と、笑顔で答えた。