6、あなたの入院は任意入院でありますので、あなたの退院の申し出により、退院することが出来ます。
ただし、精神保健指定医又は特定医師があなたを診察し、必要があると認めた時には、入院を継続していただくことがあります。その際には、入院継続の措置をとることについて、あなたにも説明致します。
7、もしもあなたに不明な点、納得のいかない点がありましたら、遠慮なく病院の職員に申し出てください。
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8、それでもなお、あなたの入院や処遇に納得のいかない場合には、あなた又は保護者は、退院や病院の処遇の改善を指示するよう、都道府県知事に請求することが出来ます。
この点について、詳しくお知りになりたい時は病院の職員にお尋ねになるか、または
●『精神医療審査会』
※退院請求及び入院中の隔離・拘束等の処遇に関すること
●『患者の声相談窓口』
※その他入院中の苦情に関すること
以上の機関へお問い合わせください。
これらの機関の電話番号については病棟内に掲示してあります。
・
これまでに何か不明なところはございますか?
ございませんか……そうですか、かしこまりました。
もし後で不明点など出て来ましたら、いつでもお声をかけてくださいね。
では、病棟へ参りましょう。
あなたの『お部屋』にご案内致しますので、こちらへどうぞ……
●完●
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まずは読んでいただき、ありがとうございました!
この作品は、
『第2回壊れたドアノブ賞』受賞者の、
メガネさん
ロボさん
に贈る作品です。
当初20ページくらいの予定でしたが、気付いたら300ページ越えていました。
わたしもビックリしています。
ビックリついでに……
このようなマニアックな作品、メガネさんとロボさん以外にも読んで下さる方がいたことが……嬉しい驚きでした。
読んで下さった方、
本当に
本当にありがとうございました。
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精神科・閉鎖病棟をご案内するという形で綴って来ましたが、書いていて本当に楽しかったです。
メガネさんならどんな反応をするかな〜?
ロボさんにはこんなリアクションを望む……
などなど考えながら、永花の暴走劇場みたいになってしまいましたが。
楽しんでいただけたら幸いですm(__)m
最後に一言☆
メガネさん
ロボさん
改めまして……
第2回、ドアノブ賞受賞、本当におめでとうございました!
ロボさん♪
第3回☆ドアノブ賞を楽しみにしていますm(__)m
2009.10.04
永花 ふう
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