[私は無理だった。救えなかった。私は未夜の一番の親友なのに救えなかった……。]


こいつ…本当に未夜が好きなんだな


[もっもし本当に未夜を好きなら私と約束して。未夜に光を与えると………]


未夜に光を与える………昔、未夜に何が合ったかは知らない…けど俺は…未夜が好きだから…だから俺は…


[ああ。約束する]


その瞬間、今井の顔が笑顔に戻った


[本当ね…。信じていいのよね?]


[信じて大丈夫だからな。俺様は嘘はつかない!]


[クス―そう…なら信じてあげる………未夜を頼んだよ……。]

今井はまた、悲しい顔にもどる


[ああ。お前も頑張ったんだな。]


俺は今井の頭を撫でた

[頼んだよ…天神]


そう言うと今井は屋上から出て行こうとした





[あっ待て。何で今井は俺が未夜が好きだって分かったんだ?]


[フ…見てれば分かるよ。天神はすぐ顔に出るタイプだからね♪未夜は反対に顔には出さないで、心にためる派だから。]


そう言って今井は、笑いながら出て行った


[なっ…顔に出るって…]





どうやら俺は……今井には勝てないらしい………






そう言えば…ある事件って何だ?聞くの忘れてた……