『....。』
俺の言葉を聞いて、
父さんは黙り込んだ。
『父さん?』
どないしたんやろう...。
『今日、ちょっと本社に来てくれ』
『はい』
少しトーンの低くなった父さんの声に、
胸騒ぎがした。
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「席、隣だね!!」
かっちゃんはあたしに向かって
にこっと笑った。
朝。
いきなり席替えがお知らせされた。
あたしはかっちゃんと隣になった。
そしてあたしの目線は、
自然にある人の名前を探した。
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