そ、それは


俺はついに・・・


俺はついに・・・


片思いしているだけじゃないのか・・・


ああああ


そうだったのか


ああこれこそ


これが人類の歴史が始まってからずっと


詩人が絶えなかった理由なのか


俺のシャツはもうグショグショになっているから


俺はシャツを脱ぎ捨てて


窓を開けて


夕日に向かって決意した


なんとしても


なんとしても


今年の夏は俺は両思いになってみせると


俺たちの青春の始まりはあの夏の日・・・


☆プロローグ 完☆